最終更新日:2024.09.02
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ドバイの平均年収とは?業種ごとの給料と不動産投資すべき理由を解説

海外移住を調べている時、ドバイは世界中の富裕層や投資家が移住する国だと聞いたことはありませんか。ドバイでは税優遇や多くの投資機会があるため、世界中からドバイに移住する人が多いです。また、平均年収が高く、稼ぐためにドバイに移住する人もいます。しかし、実際いくら稼げるのか知っていますか。

海外に飛び出すことは勇気のいることです。現地の人がいくら稼いでいるのか知れればドバイへ行くハードルを少しでも下げられるでしょう。本記事では、ドバイ全体の平均年収と職業ごとの平均年収、不動産投資をすべき理由まで記載しています。ドバイへの移住を考えている人は、最後までご覧ください。

目次

ドバイの平均年収が高い理由

ドバイで職を探す前に、ドバイの平均年収が高い理由を知らないと、ドバイの経済状況の誤解やキャリア選択の誤りが起きてしまい、間違った選択をしてしまうことがあるでしょう。

平均年収が高い理由が分かれば、安心してドバイへ移住できます。

 

所得税と住民税がない

ドバイでは、所得税や住民税が存在しません。これにより、以下のようなメリットがあります。

  • 手取り額の増加: 日本では、所得税の最高税率は45%、住民税は10%であり、合計で最高55%の税金を収める必要があります。ドバイではこれらの税金がないため、手元に残る金額が大幅に多くなります。
  • 高い可処分所得: 税負担が軽いため、可処分所得が増え、生活水準が高くなります。

 

経済活動が活発

ドバイは企業に対して税優遇があるため、世界中から企業が流入しています。多くの企業が経済活動をしているため、ドバイの経済は活発であり、潤っています。

 

また、日本で法人を設立すると、最高法人税率は23.2%です。ドバイの法人税率は最高で9%、場合によっては0%であるため、ドバイで事業を行うと比較的多くの資金を手元に残せます。

 

アメリカの法人税率は21%、イギリスは19%と日本と同じような法人税率の国が多いため、ドバイで事業を行う海外企業が多いです。世界中から人やもの、お金から技術まで集まるため、ドバイの経済は盛んになっています。

 

ドバイの平均年収は1,100万円

ドバイの平均年収は、1,100万円です。日本と比べて、全体的に年収が高い傾向にあります。ただし、職種によって大きく稼げる職種とそうでない職種があります。職種ごとの年収を知ることで、ドバイで比較的高給な職種を選ぶことができるでしょう。

 

ドバイの業種ごとの平均年収6選

ドバイで高給な職種をまとめました。高給のイメージとして日本と被るような職種もあれば、給料の面で日本ではあまり注目が置かれないような職種もあります。ドバイで経済活動を行うにあたり、金銭的な面で間違った選択をしないよう、職種を確認しておきましょう。

 

公的機関

ドバイの公的機関で働く人は給料が高いと聞いたことがありませんか。実際に、平均年収が約3,600万円と高いです。職員は、高い専門性を求められるためです。高等教育を受けていることはもちろんのこと、部門によっては、10〜15年の各業界での経験が必要なことがあります。日本の官僚が感覚として近いでしょう。

 

また、ドバイの公的機関の職員のほとんどが現地の人であり、日本人が公的機関の職員には、残念ながらなれません。ドバイで多くのお金を稼ぎたい人は、他の職業や手段を取る必要があるでしょう。他にも沢山稼げる職種があるため、見ていきましょう。

 

加えて、ドバイ政府が公的機関の職員に高い給料を支払える理由として、ドバイが所属するUAEという国が石油で得た莫大な資金を国民に還元していることと公共サービスの質を向上させるために優秀な人材を確保するためです。

 

不動産

公的機関についで、平均年収が高い職種は不動産関連です。不動産関連の平均年収は、約2,400万円です。中でもビルやマンションを管理するプロパティマネージャーの年収が一番高く、約3,900万円になります。

 

ドバイの不動産業界は伸び続けています。業界が伸びている理由は、以下のとおりです。

  • 経済の多様化
  • 世界のビジネスと観光のハブ
  • 法制度の充実
  • 外国人投資家への促進
  • 都市計画
  • 高所得者の増加

ドバイはさまざまな要因で成長し続けています。それに伴い、不動産の価格も高騰しており市場も激化しています。利益を不動産業界で継続的に得るためには、市場理解や対人スキル、法律の知識から組織コントロール力まで必要になるでしょう。そのため、企業は優秀な人材を確保するために高い賃金を設定しています。

 

経営者や事業責任者

ドバイの経営者や事業責任者も平均年収が高い傾向にあります。経営者や事業責任者関連の平均年収は、約1,930万円です。中でもゼネラルマネージャーの年収が一番高く、約2,615万円になります。他にも、部長職や現場監督、工場長などの役職やポジションの平均年収が高いです。

 

ここでは、あくまで雇われてる範囲内での平均年収を示しているため、自分で起業すればさらに多くのお金を稼げるでしょう。

 

ドバイ政府は法人設立を積極的に支えています。特に、中小企業やスタートアップ企業へのサポート体制が整っているため、雇われ経営者として、事業を営む経験が少ない人でもドバイなら安心して事業を行えるでしょう。

 

ドバイ政府が下支えして、経済が活発になっていることから経営関係の職種の平均年収は高い傾向にあります。

 

軍事

ドバイの軍事関係の平均年収は約1,860万円です。軍事関係の職種はドバイ政府の管理下にあるため、比較的高い給料が支給されます。

 

ただし、日本人がドバイの軍事関係に従事した記録はないため、ドバイの軍隊に入ることは現実的ではないでしょう。

 

法律

次いで年収が高い職種は法律関係の仕事です。法律関係の平均年収は約1,800万円です。中でも顧問弁護士の年収が一番高く、約2,700万円になります。

 

日本と同様、法律関係の仕事は広い領域で需要があります。さらにドバイではビジネスを行う企業が多いため、手続きや訴訟問題などで事業に関わる相談役として重宝されています。

 

医療

最後に、医療関係の職種です。医療関係の平均年収は約1,780万円です。中でも専門医の年収が一番高く、約2,800万円になります。

 

医者はドバイで非常に重宝されており、条件を満たせば長期滞在ビザを発行できます。長期滞在ビザを取得すれば、通常のビザは滞在期間が2年間のところ、10年間ドバイに住み続けることができます。

 

大きな税金を支払わず、給料が高い国で働き続けることができれば、大きな資金を手元に残し、金銭面での選択肢を増やすことができます。

 

ドバイで不動産投資をすべき6つの理由

ドバイで不動産投資を行えば大きな利益を期待できるでしょう。ただし、ドバイで不動産投資を行うことで得られる恩恵を知らないと、不動産投資を十分にできず、機会損失になってしまいます。ドバイから恩恵を活かすためにも、以下のポイントを確認しましょう。

 

利回りが高い

東京の利回りは、3~4%ですが、ドバイの不動産の利回りは6~9%と比較的高い傾向にあります。ドバイの不動産の利回りが高い理由は以下のとおりです。

  • 家賃に関する課税がない
  • ドバイに多くの人が流入している

ドバイには家賃に関する税金がありません。日本でかかってドバイでかからない家賃に関する税金は以下のとおりです。

  • 所得税
  • 住民税
  • 固定資産税

家賃の他に、日本では不動産取得税がかかりますが、ドバイではかかりません。

 

不動産が税優遇されていたり、ビジネスの面でサポートがあったりするため、多くの人がドバイに流入し不動産を購入しています。そのため、不動産の価格が高騰し、利回りも高くなりやすいです。

 

税優遇がある

上記でも紹介しましたが、ドバイでは収入に対する税金が低いか無税で設定されています。そのため、不動産で得た利益をそのまま手元に残せます。

 

例えば、3,000万円の不動産を購入し、6,000万円で売却した場合、日本だと不動産売却の利益に少なくとも15〜30%かかるため、450〜900万円を納税しなければなりません。しかし、ドバイでは3,000万円のほとんどを手元に残せるためお得です。

 

手元に残せる資金が多ければ、その分を不動産に再投資できるため、雪だるま式に手元の資金を増やせるでしょう。

 

キャピタルゲインがよい

キャピタルゲインとは、不動産を売った時に得られる利益の事です。キャピタルゲインと似ている言葉でインカムゲインがあります。インカムゲインは、不動産から得られる家賃収入の事です。

 

ドバイの不動産価格は年間5〜10%で上昇し続けています。そのため、不動産を購入し、長期間保有した後に売却すれば、大きな利益を手元に残せます。手元の資金に余裕ができれば、ドバイでの生活を十分に楽しめるだけでなく、日本帰国後も資金に困ることなく生活ができるでしょう。

 

ドルペッグ制でリスクヘッジができる

ドバイはドルペッグ制を取り入れている国です。ドルペッグ制とは、為替レートを米国と合わせる固定相場制のことです。ドルペッグ制によりドバイの通貨のレートが米国ドルと同じレートになるため、為替で大きな変動が起こることを事前に防げます。

 

ドルペッグ制により為替の大きな変動が起きにくく、不動産を購入しても大きな暴落を迎える可能性は低いでしょう。

 

規制がない

日本から他国の不動産を購入しようとすると、規制があり購入できないことがあります。例えば、フィリピンやベトナム、中国だと自国民以外の人が不動産を購入できません。しかし、ドバイなら外国籍を持つ人でも、数に限りなく不動産を購入できます。

 

ビザを獲得できる

ドバイで不動産を購入したら、ビザも獲得できます。獲得できるビザの種類は、以下のとおりです。

ビザの種類 滞在可能期間 条件
不動産ビザ 2年 不動産を約3,200万円分以上保有する
ゴールデンビザビザ 5年 不動産を約8,600万円以上保有する

ビザを獲得できれば、その分ドバイに滞在できるため、高い利率の不動産投資によって多くの利益を獲得し続けられるでしょう。

 

不動産を個人で所有せず、不動産業として法人を設立すれば、経営者としてのビザも獲得できるため、不動産を通して長期的にドバイに住み続けられます。

 

ドバイで不動産投資するならExceed Real Estate

ドバイで不動産投資するとなると、英語で対応しなければならないことや必要な書類を揃えなくてはならないことなど、困難な壁がいくつもあります。上手くいかないことが多くあると、精神的にストレスがかかってしまい、日常生活に影響が出てしまうでしょう。

 

Exceed Real Estateなら、ドバイへの移住を現地の日本人スタッフがサポートするため、スムーズに手続きを行え、安心です。不動産購入の手続きやアフターフォロー、日常的なサポートもあるため、不動産投資を一貫して任せられます。

 

Exceed Real Estateでは、無料のコンサルティングも行っています。無料コンサルティングでは、現在の課題や未来の展望に合わせて、自分にあったプランを知ることができるでしょう。まずは、お気軽にExceed Real Estateにお問い合わせしてみてください。

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